美容外科に対する一般の方々の不信が、いまに至るまで払拭できないでいるのは、日本の美容外科の歴史の不可解さに根ざす部分があります。
そこで、黎明期から、ふりかえってみたいのです。
わたしには、全身脱毛 など美の基準の探求もさることながら、やるべき事が山積みされていました。
そのころ東大の他に形成外科の診療を専門に行っていたのは警察病院と慶応病院ぐらいで、専従の医師も合わせて20人にも満たなかったのです。
その東大病院にしても、形成外科としてはベッドをもてず、大森部長の好意で患者さんはすべて警察病院に入院させてもらい、わたしたちが出向いて手術を行っていました。
患者さんは日本全国から集まり、手術の予約は3年先までいっぱいでした。
・・・こうして毎日夢中になって手術をしているうちに、いつのまにかアメリカに戻ることはお預けとなってしまったのです。
形成外科の確立へ
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